全国には膨大な数の保育園がありますが、良し・悪しがホントに様々。
こんな方がいました。
仕事中、契約のお迎え時間の2時間も前に
『早く取りにきてください』と電話がかかってくる。
物じゃねんだっつーの!!
しかもこれ、ほぼ毎日。
理由は、同じクラスの子供たちは皆帰宅し、その子だけが残ったから。
はっ!?
更に、泣いている子供は檻のような柵の中に入れて放置。
はーっ!?ライオンじゃねんだっつーの!!!
この親御さんは精神的にかなり参っているそうで、
管轄の区役所へ転園の相談に行ったそうなんだけど、
当然中途半端な時期で空きがなく。
この園の状況を名前を隠して話したところ、
『もしかして○○保育園ですか…?』と。
どうやらその筋では有名なようです。
区でも指導をしてるらしいんだけど、
全く改善しないのだとか。
子供の精神状態にも間違いなく良くないし、
運が悪かったでかたずけるにはあまりにも話が大きすぎる。
同情せずにはいられません。
そんな家庭があることを考えると、
うちはどんだけラッキーだったかと改めて実感します。
子地蔵の保育園探しは妊娠中から始め、実際にいくつか見学しましたが、
いつも土曜日に行っていたので、平日の普通保育の環境が一度も見れず。
保育師をしていた友人に色々と聞きながら、結局基本保育の時間と、
その時の園の応対の仕方で決めました。
他の園の基本保育時間は18:00までだったのに対し、
子地蔵が通っている園は18:30。
迎えに行く母の時間に余裕が持てるので好都合。
そして、飛び込みで突然見学したいと、電話もせず行ったのだけど、
(無礼は重々承知だったが、保育師をしていた友人の助言。やはり事前予告があると
いくらでも隠せるし、臨機応変な対応が出来るかがわかると)
他の園は当然「園長先生がいないので」とか「事前に予約をしてください」と門前払いだったのに対し、
今の園は、園長先生が渋谷へお出かけだったのに連絡を取ってくれて、ナントすぐ戻ってきてくれた!!
そして、園長先生自らが園内を全て案内してくれ、
更に、事務の方が事務的なことを細かく丁寧に説明してくれました。
園内は他の方が新しくてきれいだったんだけど、
この対応に感動し、信頼できるとここに決定。
無認可なんだけど実際、非常に良いです。
投薬はもちろん、虫刺されやおむつかぶれ、顔の乾燥などの細々とした要望にも対応してくれるし、
肌が弱いのでお尻ふきは市販の物ではなく、脱脂綿を水に濡らして使って欲しいという
なんともめんどくさい要望にもイヤな顔ひとつせず応じてくれる。
園長先生も基本的に園で保育師として子供たちの面倒を見、
担任の先生はもちろん、他の先生たちも優しくて皆が慕っている様子。
もちろん、給食も一人ひとりの状態に合わせて臨機応変に対応してくれるし、
子地蔵が頭をぶつけた時も、「こちらももっとちゃんと見ていれば…」ということで、
園長先生が「明日不安なことがあれば私が病院につれていきますから」と
言ってくれた。
今回の方のケースは、ギリギリになって保育園を探し始め、
当然どこも定員オーバーだったので、
偶然空いていた園に決めたということらしい。
蓋を開けてみると、それは『偶然』ではなく『当然』だったのです。
皆さんも保育園を決める際は、見学はもちろん、周りの評判をしっかり調査し、
早い段階から行動することを強くお勧めします。
<今日の晩ご飯>
カレイの味噌焼き
いんげん入りきんぴらごぼう
豆腐ステーキきのこあんかけ
大根と油揚げのお味噌汁